Suns News サンズ最新情報
(2004年9月)

サンズの情報や噂話を掲載します。
 ※日付は特に明記がなければ現地時間です
 ※英語力には自信がないので、誤訳/ニュアンス違いはごめんなさい。
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動向(2004/9/29)

 9/9の記事において田臥の契約のことを「1年目の契約も歩合制らしく」と書きましたが、「歩合制」という言葉は誤解をまねく表現であることにDUNK SHOOT誌(最新号)を読んで気づきました。「歩合制」ではなく「段階的契約」というのが正しい表現です。要するに在籍期間(解雇されるまでの期間)の長さに応じて給料が出る契約形態で、シーズン末まで生き残れば1年分の給料(4千万円程度?)がもらえます。

 おなじくDUNK SHOOT誌の田臥記事には、サンズに入団した経緯も触れられていました。田臥に興味を示した球団はサンズ以外に数球団あって、田臥のプレイスタイル(速攻)にあうチームの中からサンズを選んだそうです。


動向(2004/9/28)

 Arizona Republicの記事によると、しばらく前から開始している非公式練習にマリオンが合流し、これで選手全員が揃いました。ただ、マリオンはオリンピック疲れがまだ抜けないらしい。また、契約選手(14名)以外でキャンプ(10/5開始)に参加するのはPaul ShirleyDerrick DialJustin Roweの3名のようです。

 あとおまけの情報としてDan Majerleは今シーズンのサンズのTV解説者を41試合やるそうです。マーリーはサンズの仕事が前からやりたがっていたので、その第一段になります。ゆくゆくはコーチやフロントへ。


確定情報(2004/9/28)

 サンズ復帰が噂されていたScott Williamsですが、キャブスと契約したため、サンズ復帰はなくなりました。残念


動向(2004/9/24)

 Suns.Comの記事(元ネタはArizona Republic)にて、先日のフローマン(Jackson Vroman:今年のドラフト31位指名)の右手親指の怪我について報じられています。手術は不要ですが、復帰まで4〜6週かかるそうです。シーズン始まるとあまり練習時間がとれない中、11月の開幕までのキャンプ期間は大切な時間。その時間を怪我で過ごすのは本人にとってつらいでしょう。まあ焦らずに・・・。


動向(2004/9/14)

 田臥の背番号が「1」に決まりました。NBA.COMの選手紹介ページも追加されています。ちなみに他の新加入選手の背番号も挙げておきます。

Steven Hunter(FA加入):45
Steve Nash(FA加入):13
Quentin Richardson(FA加入):3
Jackson Vroman(ドラフト→トレード):4

 SUNS.COMの記事によると非公式練習が既に始まっており、ランペ(ポーランド代表でヨーロッパ選手権出場中)とアイズリー(奥さんの妊娠)の2名以外が参加しています。10月のトレーニングキャンプには現在の登録選手(14名:田臥含む)以外にDerrick Dial(昨シーズンマジックで9試合出場)も参加するそうです。

 また、Scott Williamsのサンズ復帰の噂が再熱しています。Steven HunterをFAで獲りましたが、やはり物足りない模様。Scott Williamsは若いビックマンの保護者的存在として是非戻ってきて欲しい選手です。


動向(2004/9/9)

 気になる田臥君の契約形態が明らかになってきました。

 9日にGMのColangeloとヘッドコーチのD’Antoni が日本のマスコミ向けに電話会見をしています(原文こちら)。微妙な話題を正確に訳す自信がないので、ここでは訳しませんが、sportsnavi.comで見つけた訳を参考に解説します。

 まず最初の発表で話題となった「複数年契約」ですが、正確には複数年契約とは言えません。2年目の契約はチームオプション(2年目の契約有無はサンズ側に主導権がある形態)であり、現時点で2年目の契約は保証されていないからです。チーム側に都合がいい契約形態ですが、現時点では田臥君よりサンズの方が立場が強いので仕方がありません。

 あと1年目の契約も歩合制らしく給料も田臥君の活躍次第。プレシーズンのみの無給契約よりは大進歩ですが、本人も言っているとおり「スタートラインに立っただけ」なのです。逆に言うと「未来は自分の手でいくらでも掴める」とも言えます。

 マスコミの報道がおおげさすぎるせいで、世間は過度の期待を持ちすぎていると感じます。イチローや松井秀喜の渡米時の待遇とは違い、例えるならば田臥君の置かれた状況はマック鈴木が裸一巻で海を渡った時のイメージです。活躍は約束されたものではなく掴みとるもので、性急に結果を求めずに長い目で見ることが必要。もちろんパイオニアとして見れば野茂と一緒ですから、ここまでたどり着いた田臥君には激しくリスペクトしています。

 田臥君の記事には「opportunity」という単語がよく出ます。「opportunity」は機会とかチャンスとかいう意味です。田臥君の「opportunity」を生かすための挑戦をこれからも見守っていきます。

 追伸:これまで「田臥」という呼び方で書いてきましたが、今後は他のサンズ選手と同様に敬称なしの「田臥」でいきます。もうサンズの一員なので他の選手と区別して特別扱いしないことが僕なりの愛情表現(笑)です。


動向(2004/9/7)

Suns.comにも田臥の記事が掲載されました。この記事からコーチ、チームメイトの声を一部紹介します。

Mike DAntoni(ヘッドコーチ)
 彼を獲得できて嬉しい。彼は試合で何をすべきか理解しており、アップテンポのゲームを期待している。

Casey Jacobsen(サマーリーグで一緒にプレイ)
 雄太はすばらしいチームメイトだ。彼はハードにプレイし、常にパスする相手を探している。そんな彼とプレイしたくない選手がいると思うかい?

Arizona Republicにも記事が出ましたがサラリーについては言及されていません。おそらく最低保証額(初年度40万ドル程度)だと思われます。


確定情報(日本時間 2004/9/7)

NBA JAPANのHPで田臥のサンズ加入が正式発表されました。田臥と契約した理由としてサンズのGMであるブライアン コランジェロはパス能力と魅せる能力を挙げてこう語っています。(出典:NBA JAPANのHP)

「彼はゲームに対してすごくいいフィーリングを持っているし、ボールを前へパスする能力に非常に長けている。また彼は本当に観客を沸かせることができる能力を持っている。」

また、日本で行われた記者会見の模様も掲載されました。契約内容の詳細については発表されませんでしたが、この辺はArizona Republicあたりの記事が出るのを待ってお伝えします。


確定情報?(日本時間 2004/9/6)

どうも本当らしいです。一番正確な記述をしていた読売新聞の記事を一部引用します。

田臥勇太(23)がフェニックス・サンズと複数年契約を結んだ。今季の開幕ロースターに入れるかは、今後の秋季キャンプやプレシーズンマッチの成績次第となるが、複数年契約を結んだことから、日本人として初めてNBAのコートに立つ可能性は極めて高くなった。

 昨年はナゲッツとの秋季キャンプ、プレシーズンマッチ参加のみだったのに対して、今回は「複数年契約」というキーワードがあるので短期契約ではありません。もちろん契約したからといって、チームのロースター枠(12名)に入れる保証はなく、公式に試合出場するためのロースター枠入りは次の大きな壁となります。(ロースター枠入りできない選手は故障者リストに入り、公式戦には出れない)

 この情報はNBA.JAPANから発表され、明日記者会見があるそうです。公式HPにも未掲載ですし、英語での詳しい記事は見つけられませんでした。(9/6 22:00現在)

 夢のNBA出場に向けて着実な1歩をとげた訳ですが、これからが本当の勝負であり、それはいばらの道でもあります。なぜなら彼のポジションであるPG(ポイント・ガード)でサンズには3人の選手がいるからです。

 どれもドラフト外で加入した田臥君とは歴然とした差がある選手。スポーツ紙などでは「田臥のライバル」と書くかもしれませんが、現時点ではライバルと呼ぶのは恐れ多い状況です。サンズは恐らく15名(Scott Williamsが加入したと仮定)で開幕を迎えることになり、12名のロースター枠入りは難しいところです。

 他のPGの選手層が薄いチームであれば、もっと出場のチャンスが大きいでしょう。他のチームからオファーがあったかは分かりませんが、サンズと契約した大きな理由は「複数年契約」だと予想します。複数年契約であれば、その期間中はNBA選手でいられる訳で、その間に成長できますから。

 なにはともあれ、スタートラインに立ちました。公式戦に出る日を目指して頑張って欲しい。公式戦に出るには3つの方法があります。

1点目はサンズファンにとってサンズの選手が故障するのはつらいですし、2点目も所詮他力本願です。3点目での出場を目指していきましょう!!。これからも田臥君の情報は追っていきます。

 最後に言い忘れてましたが、 Wellcome to the Valley!!>田臥君


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