Suns News サンズ最新情報
(2005年3月)
サンズの情報や噂話を掲載します。
※日付は特に明記がなければ現地時間です
※英語力には自信がないので、誤訳/ニュアンス違いはごめんなさい。
※リンクしたページはリンク先の都合で削除されている場合があります。
※選手名の略称はこちらで説明してます。
3月総評
先発の欠場 | |||
3/3 | vs. Detroit | Win | |
3/5 | vs. Portland | Win | Q(左膝の不調) |
3/6 | @ Seattle | Win | |
3/9 | vs. San Antonio | Win | |
3/11 | vs. Houston | Lose | マリオン |
3/13 | @ Denver | Win | |
3/18 | vs. Golden State | Lose | |
3/20 | @ Memphis | Win | |
3/22 | @ Atlanta | Win | |
3/23 | @ Charlotte | Win | |
3/25 | @ Miami | Lose | |
3/26 | @ Orlando | Win | |
3/28 | vs. Denver | Win | アマレ(左足首の炎症) |
3/30 | vs. Philadelphia | Win | アマレ(左足首の炎症) |
11勝3敗 (勝率78.6%)
なんやかんや言っても8割近い勝率を残しているのがさすがです。長期連勝はないものの確実に勝ち星を積み上げています。
特に「7日間で5試合」というきついロード連戦(20日〜26日)を1敗で済ませたのは、高く評価できます。
3月の特徴は先発を少しずつ休ませていることです。プレイオフに向けて身体のケアは大切なので、いい判断だと思っています。しかもマリオンを休ませたヒューストン戦以外は負けていません。このヒューストン戦は20点差で大敗しており、ディフェンスにおけるマリオンの重要性を垣間見た試合です。
最後の試合では地区優勝を決めました。レギュラーシーズンもいよいよ4月で終了です。
試合結果(2005/3/30)
vs Philadelphia W 116-87 54勝17敗
地区優勝
試合前にキングスが敗れ、地区優勝へのマジック1で迎えたシクサーズ戦です。アマレ抜きで快勝し、パシフィック・ディビジョン地区優勝を果たしました。
前シーズンに50敗したチームを変えたのはナッシュです。地区優勝を決めたこのゲームでもナッシュが魅せてくれました。得点/アシスト/リバウンドの3部門で2桁の数字を残し、自身2度目のトリプルダブルを達成しています。
また、Qが今シーズン200本目の3ポイントを決めて、ダン・マーリーが保持していた「サンズのシーズン最多記録」を更新しました。まだ11試合残っているので、最終的には230本ぐらいになりそうです。
この地区優勝によりプレイオフの第3シード以上が確定し、プレイオフ1回戦でのホームコートアドバンテージを確保しました。まだまだ通過点で、リーグ最高勝率(ファイナルまでのホームコートアドバンテージの確保)を目指します。
試合結果(2005/3/28)
vs Denver W 123-114 53勝17敗
プレイオフ1回戦で対戦する可能性があるデンバーに勝ち、デンバーとの対戦成績を3勝0敗としました。
左足首の炎症でアマレが欠場しています。「アウェイ連戦(7日間で5試合)での疲労だ」とダントーニHCは言っており、すぐに復帰できそうです。MRA検査結果も問題ありません。これで全試合出場はJJだけになりました。
名将ジョージ・カールが再建したデンバーは6連勝中で嫌な相手でした。デンバー側にもケニヨン・マーティンの欠場という理由があったものの、アマレを休ませて勝てたのは意義のある勝利です。デンバーの「サンズに対する苦手意識」は選手の脳裏に残っていることでしょう。
アマレの代役で先発したハンターは14点、6リバウンドでアマレの穴を埋めてくれました。ボスクールが久々に出場できたのも個人的には嬉しいところです(ボスクールの出場は3/5以来)。
そして最大の功労者はマリオンです。46回目のダブルダブル(30点、14リバウンド)でチームを引っ張っています。ダブルダブル46回はKGに続いてリーグ2位。Efficiency Ratingでも6位につけています。また、リバウンドとスティールの両部門ともリーグ5位以内なのは、過去にデビット・ロビンソンしか達成していないそうです。マリオンの最高額契約に疑問をはさむ人はもういないでしょう。ALL NBA 2ndチームは確定したと信じています。
地区優勝へのマジックは2です。
試合結果(2005/3/26)
vs @ Orlando W 118-116 52勝17敗
お疲れ様
アウェイ5連戦の最終戦、なんとか逃げ切って遠征を4勝1敗で終えることができました。
2点リードで迎えた残り6秒、ターンノーバーで攻撃権を渡してしまいます。最後のオーランドの攻撃をしつこいディフェンスで抑えて、ブザービーターで放たれたシュートをエアボールにさせました。「7日間で5試合」の遠征で疲れがたまっており、よく切れずにやってくれたと思っています。
これで長期遠征が終了です。今シーズンは長期遠征が3度ありました。1月中旬の4連戦はナッシュの離脱もあり4戦全敗したものの、1月下旬からの6連戦は5勝1敗、今回の5連戦も4勝1敗とアウェイに強いところを見せています。
ウエスト1位およびリーグ1位はキープ、地区優勝へのマジックは3です(残り13試合)。
試合結果(2005/3/25)
vs @ Miami L 115-125 51勝17敗
圧巻
インサイドで圧倒されて今シーズン最後の大一番を落としました。
リバウンド(サンズ:34、ヒート:41)、ペイント内得点(サンズ:48、ヒート:62)とインサイドで圧倒されました。ファーストブレーク得点は「サンズ:35、ヒート:10」とサンズの持ち味も出せていますが、それ以上にヒートのペースでやられています。
圧巻はウェイドの3Qブザービーターです。まず最初にペイント内でのアマレのシュートをブロックしています。身長差を考えればこのブロックだけで十分ハイライト・フィルムです。その後がもっとすごくて、アマレがこぼしたボールを自分で確保し、センターサークルよりはるか手前から超ロングシュートを放って、ブザービーターでいれてしまったのです。この3ポイント、さらにアマレのシュート2点を止められたことを考えると実質5点分の価値があるプレイは、マイアミに勢いを与えただけでなく、サンズに大きな心理的ダメージを与えたことでしょう。
ホームで強いマイアミの本拠地で勝つのは難しかったということです。これまでマイアミのホームでの負けはわずか5つ、スパーズはもっとすごくてたった3敗です。残り試合、ホームコートアドバンテージ確保のための戦いが続きます。アウェイ5連戦は明日のオーランド戦で終了です。
※小ネタ:仮にマイアミと同率でシーズンが終了した場合、FINALでのホームコートアドバンテージはサンズになるそうです。(サンズがイーストのチーム相手に高勝率だから)
試合結果(2005/3/23)
vs @ Chalotte W 120-105 51勝16敗
次が大勝負
2日連続の試合となったアウェイのシャーロット戦、2Qの爆発(41点)で圧勝です。
2試合続いていた2桁失点は残念ながらとぎれました。
スパーズが負けたため、スパーズとのゲーム差を1.5に広げています。地区優勝へのマジックは5です(残り15試合)。
こういう試合展開だとナッシュのプレイ時間が抑えられて助かります。この試合の出場時間は28分、次戦のマイアミ戦に備えて体力温存できました。
そのマイアミ戦は東西最高勝率チームの直接対決、今シーズン最後の大勝負になります。1月11日の対戦(ホーム)では速攻で圧倒し快勝しましたが、今回はアウェイです。
NBA FINALを見据えて、心理的に優位に立つのはもちろんホームコートアドバンテージ確保のためにも絶対に負けられません。
試合結果(2005/3/22)
vs @ Atlanta W 105 - 94 50勝16敗
50勝到達
長期遠征5連戦の2戦目、アマレの活躍で確実に勝利を収めました。
アマレは40点13リバウンド、アマレが40点以上挙げた試合は5戦全勝です。
2試合連続で失点100点未満、これがどこまで続くか注目しています。
この勝利で勝ち星を50勝の大台にのせました。「前シーズンに50敗以上だったチームの50勝」はNBA史上9番目の出来事です。勝率でもウエスト首位でスパーズに0.5ゲーム差をつけています。地区優勝へのマジックは6になりました。
怪我で長期離脱となったスパーズのダンカンについてちょっとだけ書きます。これでウエスト1位(ホームコート・アドバンテージ確保)への道のりは楽になりました。ただ、今回のダンカンの怪我は手放しでは喜べません。ナッシュの離脱を経験しており、スパーズ好きの方々の落胆が想像できるからです。
試合結果(2005/3/20)
vs @ Memphis W 97 - 91 49勝16敗
ナッシュ切れる
アウェイ5連戦の初戦、珍しく低得点で勝ちました。
得点が100点に届かなかったのは2月1日以来、100点未満で勝利したのは11月26日以来の出来事です。
ナッシュがベンチで切れました。ディフェンスの悪さで連続得点を許した直後、タイムアウトのベンチで椅子を蹴ってからチームに渇を入れています。ナッシュの憤りはすさまじかったようで「like a cork from a bottle(コーラの炭酸が噴出すよう)」と表現されています。
低得点はともかく、低失点で終わったことにナッシュの怒りが影響しているかもしれません。低失点がどこまで続けられるかは見ものです。
この日の試合結果によりプレイオフ出場が確定です。02-03シーズン以来のプレイオフ出場となります。
パシフィック・ディビジョン地区優勝へのマジックは7となりました。(残り17試合)
試合結果(2005/3/18)
vs Golden State L 100-110 48勝16敗
Cottonはいつでも見守ってくれる
5日ぶりの試合、シューター達のシュート感覚が戻らず敗れました。
次戦からのアウェイ5連戦に向けていい休暇となりましたが、試合間隔が空いたため、Qとジムジャクのシュート・タッチが戻りませんでした。二人とも7本打って成功はわずか1本、これでは勝てません。まあすぐに戻るでしょう。
ハーフタイムには昨年7月24日に亡くなられたCotton Fitzsimmons氏の殿堂入りセレモニーがありました。
主な経歴
・サンズのHCとして通算8シーズン(1971〜72,1988〜92,1995〜96)
・通算832勝はNBAコーチとして6位
・Coach of the Yearを2回受賞(79年と89年、79年はKansas City Kings)
・サンズのSenior Executive Vice Presidentを12年
ご本人不在のため、関係者の思い出話が中心のセレモニーです。故人と親交が深かったKJは遺族に寄り添って座っていました。
最後にアリーナに「Cotton」と書かれた看板が披露されてセレモニーは終わりました。こうしてCottonは選手達をいつまでも見守ってくれるのです。
風邪で倒れており更新が遅くなりました。2試合分まとめてアップします。テーマは選手の刺青です。
試合結果&TV観戦記(2005/3/11)
vs Houston L 107-127 47勝15敗
「力」
4Qにあれよあれよというまに点差を広げられ20点差の大敗です。
マリオンが欠場しました。マリオンが私服でいる姿を見て、「長期欠場か?」とパニックになりましたが、大きな怪我ではないそうで安心しました。(次の試合から復帰しています)
ビデオを見てて印象に残ったのはマッカーティーの刺青です。マッカーティーの腕には「力」という漢字の刺青があります。達筆でなく下手な字であるところがマッカーテイーらしくて面白かったです。
マッカーティーは26分で20得点挙げました。ディフェンス面を考えるとマリオンの替わりにはとうていなりませんが、Efficiency RankingでNBA6位のマリオンに100%替われる選手なんている訳がありません。「サイズがあって3ポイント打てる」というだけでマッカーティーは希少な存在です。長いプレイオフを戦っていく上で、マッカティーの「力」が必要となる時が必ずやってくるでしょう。
試合結果(2005/3/13)
vs @ Denver W 106-101 48勝15敗
「魔鳥樟」
マリオンが復帰して、好調のデンバーをアウェイで破りました。
マリオンは足に「魔鳥樟」という刺青をしています。意味はもちろんマリオンのニックネームである”マトリックス”です。マリオンの運動能力を映画マトリックスのワイヤー・アクションに例えて名づけられたのは周知のとおり。
選手の入れ替わりが激しいNBA、サンズも例に漏れず2000年以前に加入した選手はマリオン(99年ドラフト)だけになりました。だから、私のマリオンに対する愛着は他の選手と別格です。「愛すべきカエル顔の頼れる男」は引退までサンズに居て、ゆくゆくはサンズの殿堂入りして欲しいと思っています。
※パシフィックディビジョン首位確定へのマジックは10です。(3月16日時点。残り19試合。マジック対象はサクラメント)
試合結果(2005/3/9)
vs San Antonio W 107-101 47勝14敗
「追う者」と「追われる者」の差
インサイドを支配してスパーズに勝利、でもそこにはダンカンとジノビリがいませんでした。
ここまで2敗しており、レギュラーシーズンでスパーズを倒す最後のチャンスだった試合です。プレイオフを意識して「ダンカンがいるスパーズに勝つことが意味がある」と考え、サンズはダンカンの出場を熱望していました。でもスパーズは怪我をかかえているダンカンとジノビリをはずして臨んできました。スパーズから見ると既にサンズに苦手意識はなく、怪我人を出してまで勝つ理由がなかったのです。
この勝利で同率首位に並んでいます。しかし、試合への意気込みの違いに、「追う者」と「追われる者」の大きな差を感じました。
Qが脳震盪を起こして6分しか出れなかった上に、ターンノーバーを19個もしており、危うく負けるところでした。「スパーズから1勝できた」という数字だけを残した1戦です。
面白くないので話題を変えます。パシフィック・ディビジョン首位(プレイオフ第3シード以上確定)へのマジックを計算してみました。サンズ47勝14敗、キングス38勝24敗なので、パシフィック・ディビジョン首位に向けたマジックは12です。
試合結果(2005/3/6)
vs @ Seattle W 110-99 46勝14敗
ステップアップ
2日連続でしかもアウェイの試合。ウエスト3強の一角であるシアトル相手に、ベンチも含めた総合力で勝利です。
開幕当初から「先発依存度が高すぎる」と言われ続けていました。しかし、ここに来てジムジャクとマッカーティーがチームにフィットして、バルボッサ、ハンターとともにベンチ層の厚さが目に見えてきました。チームがステップアップできたことが実感できた嬉しい勝利です。
12月17日の対戦時と出場時間を比較してみます。
12月17日 | 2月6日 | |
★Joe Johnson | 46 | 39 |
★Steve Nash | 36 | 34 |
★Shawn Marion | 42 | 42 |
★Quentin Richardson | 40 | 16 |
★Amare Stoudemire | 38 | 36 |
Jim Jackson | − | 26 |
Leandro Barbosa | 12 | 18 |
Steven Hunter | 9 | 17 |
Walter McCarty | − | 12 |
Bo Outlaw | 3 | 0 |
(C. Jacobsen) | 14 | − |
先発合計(分) | 202 | 167 |
ベンチ合計(分) | 38 | 73 |
今日は「Qが欠場明けで時間を制限した」という理由もありますが、確実にベンチの出場時間が増えています。
ベンチの得点でみても、12/17はわずか7点だったのに対し、今日はベンチから23点獲っています。
今日のローテーションの回し方はだいたいこんな感じでした。
基本交代パターン
(1)ナッシュ、JJ → バルボッサ
(2)マリオン → マッカーティー
(3)Q、マリオン → ジムジャク
(4)アマレ → ハンター
わずか5点リードで始まった4Q、開始直後から10連続得点(その間シアトル0点)でつき離しました。なんとその時の面子は「ハンター、バルボッサ、ジムジャク、マッカーティー、マリオン」でマリオン以外は全員ベンチメンバだったそうです。この「ベンチ中心で試合が作れた」という事実は大きいものがあります。これでもう「ベンチが薄い」とは言わせません。
最後におまけで「今日の秒殺」を2つ紹介します。
■5秒殺 (1Q)
8:11:レイ・アレンがシュート失敗
8:10:Qがリバウンド
8:06:ナッシュのアシストでマリオンがアリー・ウープ ・・・この間わずか5秒
■3秒殺 (2Q)
7:28:ラドマノビッチからマリオンがスティール
7:25:マリオンがレイアップ ・・・この間わずか3秒
さて、次戦はレギュラー・シーズン最後のサンアントニオ戦です。スパーズ相手に1勝もできずにプレイオフを迎える訳にはいきません。初戦(12/28)は完敗、2戦目(2/21)は休場明けのナッシュのスタミナがもたず負けました。大きな怪我人もなく、こちらはベストの状態で迎え撃ちます。
試合結果(2005/3/5)
vs Portland W 129-116 45勝14敗
新たな先発ローテーションが機能するのを確認できた有益な勝利でした。
Qが左膝の不調で欠場しました。症状は軽く明日のシアトル戦には出場するそうです。
そのQの替わりにジムジャク(ジム・ジャクソン)が先発して大活躍しています。「41分、18点、10アシスト、4リバウンド」と見事な数字、特にアシストができる器用さは重宝しそうです。
最大28点差をつけた楽な展開だったため、4Qはナッシュ、マリオン、アマレを休ませることができました。バルボッサが生き生きとプレイしているのが印象的です。
次戦は明日のシアトル戦です。フェニックスからシアトルに移動するためきつい日程となります。ただ「連戦の2日目」の成績は12勝4敗(勝率75%)で、そんなに悪い数字ではありません。レギュラー・シーズンでシアトルと対戦するのは最後になります。
試合結果(2005/3/3)
vs Detroit W 100-97 44勝14敗
残るはスパーズのみ
8連勝中のデトロイトに苦しめられましたが、逆転勝利です。
3Q終了時点で「66−76」と10点ビハインド、ロースコアの試合展開で完全にデトロイトのペースでした。速攻をさせてもらえない上にリバウンドでも圧倒され、絶好調のデトロイトに負けを覚悟したファンも多かったことでしょう。でも彼ら諦めていませんでした。4Qの怒涛の攻撃(34点)で逆転してくれています。
速攻はわずか7点、リバウンドは「37本−56本」で完敗です。この不利な状況の中で勝利をもぎ取ってくれた選手達を、心から誇りに思います。
勝利のポイントを3つ挙げると、「ターンノーバーの少なさ(10個)」と「Qのシュートが入る日だったこと」とそして「ナッシュの復帰」です。
3試合ぶりに復帰したナッシュは14アシストを挙げています。「12試合連続でアシスト11本以上」はNBA史上初の96-97シーズンのMark Jackson以来の快挙です。シュート不調に苦しみましたが、最後の66秒間で5点を挙げて試合を決めています。
興味深かったのは、デトロイトの最後の攻撃での選手起用です。3ポイントでしか追いつかないため、デトロイトはベン・ウォレスを下げてリンジー・ハンターを入れています。これに対してサンズは、アマレを下げてマッカーティーを入れました。試合を左右するディフェンスに起用されたことから、ダントーニHCのマッカーティーへの信頼を感じます。マッカーティーは間接的にチャバと入れ替えた形で加入しています。仮にチャバがいたとしても、このシチュエーションでチャバが起用されることはありえません。一連のトレードの有効性を改めて感じました。
これで今シーズン勝ててないチームはスパーズだけです。3月9日のスパーズ戦への期待がますます高まります。
※ナッシュのアシスト記録について間違いがあったので訂正します。(3/5)
動向(2005/3/2)
ペイトンの選択
アトランタから自由の身になったペイトンですが、フェニックスにもマイアミにも行かず、ボストンに戻る線が濃厚だそうです。
Arizona Republicによると「サンズがアプローチしたが、ペイトンの代理人からは電話が来ない」とのこと。ナッシュは「彼ならチームに完璧にフィットするんだけど・・」とコメントしています。
サラリーや家族などいろいろ理由はあるのでしょうが、「サンズでナッシュの控え」でも「マイアミでウェイドの控え」でもなくて「ボストンでの先発の座」をペイトンは選びました。ペイトンは好きな選手でもあるので残念です。しかし、「控え」という立場に対して中途半端な決意で来てもらうよりは良かったと思います。(選手起用でもめて、チームのケミストリーが壊れるのが一番怖いから)
ナッシュ練習再開
3日のデトロイト戦に向けて、ナッシュが練習を再開しました。3試合ぶりに出場するようですが、無理はさせずに出場時間は制限する模様です。