Suns News サンズ最新情報
(2009年1月〜6月)

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2009/6/24 すばらしい日々

 久しぶりの更新である。「プレイオフ開始までに」が「ファイナルが終わるまでに」になり、結局書き出したのは「ドラフト直前」になってしまった。

 HPの更新頻度が減っただけではない、日課としていたNBA.comとArizona Republicの巡回も疎遠になった。成績不振が理由の1つだが、それ以上に「心がサンズから離れてしまった」のが大きい。

 11月に象徴的な出来事があった。シーズン最初のBS中継でシャックを見たとき、「あっ、そういえばシャックがいたんだった」と気づかされた。なんと「シャックのサンズ」が自分の中にいまだに定着していなかったのだ。

 マリオンが去り変わってしまったサンズ。ポーターHC加入でその色はさらに濃くなり、ラン&ガンでなくなったチームは観ていても面白くなかった。とどめをさされたのは、12月のベルとディアウの放出。当時は「決まった事をぐちゃぐちゃ言っても仕方がない」と自分に言い聞かせ、「リチャードソンに期待」などと書いていたが、この酷いトレードが理解できるはずがない。この時点で「僕の中のサンズ」は終わってしまった。

 残ったのはナッシュ、アマレ、バルボーサのみ。ナッシュはともかく、「いいかげん嫌になってきたアマレ」と「いつまでもチキンハートのバルボーサ」では、心はつなぎとめられなかったのだ。

 改めて振り返ると「僕の中のサンズ」はもっと早く終わっていたのだろう。最大の契機はマリオン放出(2008年2月)だが、その前のオフシーズンにカート・トーマスを放出したあたりで、もう終焉は始まっていた。このあたりの「サラリー圧縮を目的としたトレード」からチームはおかしくなっていった。

 2004年にナッシュが戻ってからの「すばらしい日々」は、実はたった3シーズン(04-05〜06-07)だけで、2年前の「ロバート・オーリーの悪夢」が最後の瞬間だったのだ。

 この「すばらしい日々」を何かに残しておきたくなり、10人を選んでサインカードを揃えた。

 こいつらと過ごした「すばらしい日々」は最高だった。


シーズン終了

2009/03/14 ○ vs Oklahoma City W 106-95
2009/03/15 ○ @ Golden State W 154-130
2009/03/18 ○ vs Philadelphia W 126-116
2009/03/21 ○ vs Washington W 128-96
2009/03/23 ○ vs Denver W 118-115
2009/03/25 ○ vs Utah W 118-114
2009/03/26 ● @ Portland L 109-129
2009/03/28 ● @ Utah L 99-104
2009/03/29 ● @ Sacramento L 118-126

2009/04/01 ○ vs Houston W 114-109
2009/04/03 ○ vs Sacramento W 139-111
2009/04/05 ● @ Dallas L 116-140
2009/04/08 ○ @ New Orleans W 105-100
2009/04/10 ● @ Memphis L 89-106
2009/04/11 ○ @ Minnesota W 110-97
2009/04/13 ○ vs Memphis W 119-110
2009/04/15 ○ vs Golden State W 117-113

6連敗後の6連勝で「もしや?」との期待がよぎるが届かず。
46勝36敗、2ゲーム差でプレイオフを逃し、4月にシーズン終了。


2009/03/12 破壊の結末

December
2008/12/18 ● @ Portland L 119-124
2008/12/20 ○ vs Denver W 108-101
2008/12/25 ● vs San Antonio L 90-91
2008/12/29 ○ @ Oklahoma City W 110-102
2008/12/30 ○ @ Memphis W 101-89
January
2009/01/02 ○ vs LA Clippers W 106-98
2009/01/07 ● vs Indiana L 110-113
2009/01/09 ○ vs Dallas W 128-100
2009/01/11 ○ @ LA Clippers W 109-103
2009/01/13 ○ vs Atlanta W 107-102
2009/01/15 ● @ Denver L 113-119
2009/01/16 ● vs Minnesota L 103-105
2009/01/18 ○ @ Toronto W 117-113
2009/01/19 ● @ Boston L 87-104
2009/01/21 ● @ New York L 109-114
2009/01/23 ● @ Charlotte L 76-98
2009/01/25 ○ @ Atlanta W 104-99
2009/01/26 ○ @ Washington W 103-87
2009/01/29 ● vs San Antonio L 104-114
2009/01/31 ● vs Chicago L 111-122
February
2009/02/02 ○ vs Sacramento W 129-81
2009/02/04 ● @ Golden State L 112-124
2009/02/06 ○ vs Golden State W 115-105
2009/02/08 ○ @ Detroit W 107-97
2009/02/09 ● @ Philadelphia L 91-108
2009/02/11 ● @ Cleveland L 92-109  

12月はJ-Rich加入後(ベル、ディアウ放出後)の7試合を5勝2敗で終えたが、1月は7勝8敗で負け越し。さらに2月もオールスター前まで3勝3敗で上昇の気配はなし。結果を見る度にため息がでる日々が続いた。

そんな中、2月になるとトレードの噂話に花が咲いた。キーワードは「アマレ放出」と「ポーター解雇」。実現したのは「ポーター解雇」だけだったが、アマレの話もフロントはかなり本気だったようだ。噂で流れるトレード相手は「若手+若手+ドラフト権」のレベルで、将来に希望を感じさせるものはなし。「こんな話が現実になってしまうのか?」と悲しくなった。トレードデットラインの間近には、ナッシュやシャックの名前も見かけた。フロントが見ているのは「優勝」ではなく「解体」だった。

2009/02/17 ○ vs LA Clippers W 140-100
2009/02/18 ○ @ LA Clippers W 142-119

ポーターの解雇により、ジェントリーが暫定HCになって、ラン&ガンが全面解禁。これまでの鬱憤を晴らすように、2試合連続での140点。ポーター解雇で全てが好転するとは思わなかったが、中途半端なハーフコートで閉塞感があるより、ラン&ガンで徹底的に行くのがいい。オールスター明けの攻勢を多いに期待させたが、アマレが網膜はく離で離脱したことで、高揚は2試合で終わった。

2009/02/20 ○ vs Oklahoma City W 140-118
2009/02/22 ● vs Boston L 108-128
2009/02/24 ○ vs Charlotte W 112-102
2009/02/26 ● @ LA Lakers L 106-132
2009/02/27 ○ vs Toronto W 133-113
2009/03/01 ○ vs LA Lakers W 118-111

アマレが抜けた分がシャックが埋めた。トロント戦では45得点、ほんとこの人には頭が下がる。チームにフィットしているかどうかは、GMの問題でシャックの問題ではない。手を抜かずにやってくれているシャックには感謝している。ここまで、ジェントリー体制で6勝2敗、「強者には勝てないが、弱者にはきっちり勝つサンズ」が帰ってきたと、一度は安心した。

2009/03/03 ● @ Orlando L 99-111
2009/03/04 ● @ Miami L 129-135
2009/03/06 ● @ Houston L 112-116
2009/03/08 ● @ San Antonio L 98-103
2009/03/10 ● vs Dallas L 117-122
2009/03/12 ● vs Cleveland L 111-119

痛恨の6連敗。8位マーベリックスとのゲーム差は5ゲームで、プレイオフ赤信号。

マブス戦を見た感想は「なんでこんな事になっちまったんだろう?」。サイズがない先発(ナッシュ、J-Rich、バーンズ、ヒル、シャック)、貧弱なベンチ(バルボーサ、アムンドソン、ドラギッチ、ダドリー)、全く止められないディフェンス。

スティーブ・カーGMが着々と進めてきた「チーム破壊」。その結末が今の状態である。


■人事異動


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