12月7日(土) トレードしやすいブランド
これだけ多数のブランドが乱立すると、人気ブランドと不人気ブランドがはっきりします。もちろん人気ブランドはトレードでも人気があります。
先日明けたFLEER PREMIUM(10月20日の日誌参照)は人気ブランドでした。引いたRC/パラレル/インサートのうち15枚をトレード要員としてHPに掲載していたのですが、既に2枚しか手元に残っておらず、開封1ヶ月でほとんどがトレードで旅立ちました。今年のPremiumはデザインがよかったのももちろんですが、やはり93-94シーズンからSKYBOX PREMIUM(00-01からFLEER PREMIUM)として続いてきた歴史(伝統)の力が大きいと思います。
10月20日(日) RUBYだったのね
ずっと勉強していた仕事関連の資格試験が本日終了!!。勉強中は自分に甘くなって、「試験が終わったら見よう」とAMAZONでDVDを注文してしまったりして、ついつい無駄遣いが多くなっていた。もちろん試験明け買うカードも検討して、事前に通販で取り寄せておいた。試験から帰宅してさっそく02-03 FLEER PREMIUMの開封です。(BOXで購入)
PREMIUMはちょっと高いので迷ったが、AmareのRCをまだもってないのとAmareのインサートが存在するが魅力。また「箱4枚実使用」の文字にも引かれて購入することにした。もちろん狙いはAmareである。(CaseyのRCは先日トレードで入手)
昨年の黒枠は「遺影みたい」と評判が悪かったせいか(笑)、今年のPREMIUMは青枠になりました。青といってもTOPPSみたいな明るい青ではなく、紺色のような青で落ち着いた雰囲気となっています。PREMIUMは96-97の印象が強く、「上品なデザインのブランド」というイメージがあるので、落ち着いたデザインは好感が持てます。
今回のPREMIUMはパラレルのオンパレードで、レギュラーにはEmerald(300枚限定)とRuby(100枚限定)の2種のパラレルが存在します。レギュラーとパラレルの違いは名前のとおり、Emeraldが緑枠でRubyが赤枠になっています。パックを開けたとたんに色でパラレルの存在が分かるので、開けていて楽しいブランドです。インサートも全てナンバリングで、それぞれパラレルのRuby番(100枚限定)が存在します。Amareが含まれているインサートはSkylines(2500枚限定)です。
さて、開封時の心模様です。(矢印は気持ちの移り変わり)
開封結果は以下のとおりです。
RC | #115 Nikoloz Tskitishvili (0182/1500) #127 Juan Dixon (0893/1500) |
Eemerald | #1 Tracy McGrady (140/300) #104 Voshon Lenard (099/300) #107 Toni Kukoc (199/300) #109 Keith Van Horn (038/300) #110 Juwan Howard (276/300) |
Ruby | #40 Richard Hamilton (031/100) #52 Andre Miller (018/100) |
Skylines | #2 Shaquille O'Neal (2095/2500) #7 Darius Miles (0363/2500) #14 Ray Allen (1440/2500) #16 Jay Williams (2111/2500) |
Skylines Ruby | #12 Stephon Marbury (003/100) |
Prime Time | #15 Antoine Walker (0856/1500) |
Prime Time Ruby | #7 Elton Brand (052/100) |
A Cut Above | Quentin Richardson (Jersey) |
Court Collection | Corey Maggette (Jersey) Shareef Abdur-Rahim (Warm-Ups) |
Premium Gear | Vince Carter (Warm-Ups) |
いやいや本当に実使用が4枚出ました。100枚限定のRubyも4枚出ています。初期のジャージは97-98 UDが1:2500で、98-99 UDでも1:288だったから、「ジャージが出れば大感激」だったのは遠い昔の話です。100枚限定も97-98 Ultraのプラチナなんかは「出ただけで大当たりBOX」でした。いかにいかに最近のブランドが少数生産かよく分かります。ちなみに生産数の計算方法ですが、レギュラーの枚数から推測できます。レギュラーのRubyの総数は「140種×100枚限定=14000枚」となります。今回の「1BOX=2枚」で計算すると、「14000÷2=7000BOX」になるのです。
なにはともあれ、開けていて非常に楽しいブランドでした。インサートのSlylinesが気に入ったのでコンプリを狙います。AmareのRCも含めてトレードよろしくお願いします。
9月23日(月) 02-03シーズン始動
私の02-03シーズンが始まりました。MVPとUltraはなんとなく触手が伸びず、Toppsもいまいちかと最初は思っていました。でもベケットにToppsのRookie Autoの写真が載っていてAmareの姿を発見したので、Toppsのジャンボパックを5パックほど買いました。
結果的にはAmareではありませんでしたがRookie
Auto(76ersのJohn Salmons)を引くことができました。Rookie
Autoはあまり出ないそうなので、開幕当初から幸先のいい引きです。オートを引くのは久しぶりでしたが気分いいですね。カードの束の中から手書きの文字が見えた時の興奮具合はジャージの比ではありません。まあ、僕の場合投資額が少ないので、いまだにジャージでも十分興奮できてますが(笑)
(このオートはトレード可 2002/10/1現在)
インサートも数枚引きましたが、Coast to CoastやVerticalityの出来が良いです。かつての「インサートが主役だった時代」のおもかげがあります。AmareのRCは引けたのですがCasey Jacobsenが引けてないのでトレードお願いします。(10/1現在)
8月21日(火) 01-02 UD Inspirations
先日01-02シーズンの総括(7月6日分参照)したところですが、私にとっての01-02シーズンは終わってませんでした。01-02シーズン最後のブランドであるUD Inspirationsでなななかいい引きができているのです。
このブランドの特徴は01-02RCと02-03RC(レデンプション)が両方ともあることです。
01-02 RCはジャージ入りであるものが多く、しかもジャージは先輩選手のジャージとコンボになっています。SUNSでいうと、「Joe Johnson & ペニー」、「Alton Ford & Joe Smith」、「Joseph Crispin & ストックトン」という組み合わせです。Crispinが入っていたのには驚きました。UD社はSpxとかでも「マニアックなRC」を出してくれるブランドです。3枚とも未保持ですので是非トレードお願いします。(8/31現在)
02-03はもちろんレデンプション、去年のLegendと同様ですね。レデンプションにはスクラッチがついていて、そこに書いてある番号?をUD社に報告するシステムだそうです。「送ったのに返ってこない」というトラブルが多いので考案された方式だとか。狙うのはもちろん「#174 9th Amare Stoudemire」と「#161 22th Casey Jacobsen」のSUNS勢です。
さて、まず7月に10パック買いました。02-03RCが4枚も出たのですがヒットだったのはAmareが自力で引けたこと。めくったカードに「9th」の文字を見たときは興奮しました。まさに会心の一撃です。AmareのRC集めはまた苦労しそうなので、1枚目から自引きできたのは幸先のいいところ。Caseyは未入手なのでトレードお願いします。もちろんレデンプション未OK。(8/31現在)
8月にも7パック買いました。今度は01-02ジャージRCが1枚(Loren Woods /Theo Ratliff)、1:48の床が1枚(Paul Pierce)、02-03RCが1枚と豊富な引き。今回ももヒットは02-03RCで、10thのCaron Butlerが引けました。順位は低いのですが人気選手なのでいいトレード要員になりそうです。
次の購入は02-03ブランドになるでしょう。MVPは買わない(AmareとCasey募集中)予定なので多分TOPPSかな。
7月10日(水) Topps Redenption
もう去年のことになりますが、Topps のジャンボパックでレデンプションを引きました。最初は実使用かオートかと思ったのですが 少し様子が違っていました。レギュラーと同様に#257と番号が振られていましたし、英語の説明を読むと「プレシーズンのハイライトのカードと交換」と書いてあったのです。当時のNBA界はジョーダンの復帰の話題で一色でしたから、ジョーダンのカードとなることが予想され、ベケット掲載時に$50ものプライスをつけました。しかし、その後TOPPS社より「ジョーダンではなく、Pau Gasolのカードとルーキーのオートと交換する」との発表があり、ルーキーオートとなればサンズに移籍してきたJoe Johnsonである可能性もある訳で、自力でレデンプションを発送したのが4月ぐらいのことです。
発送から3ヶ月、ようやくTOPPS社から封書が届きました。入っていたのは4点。
・「ジョーダンではなく・・・」のTOPPS社の発表のコピー
・Pau Gasolのカード(下の写真左)
・Gilbert Arenasのオート(下の写真右)
・何故か00-01 Chromeが1パック(めぼしいカードなし)
オートはレデンプション用に用意されたデザインのようで「Special Edition」と書いてあります。念願のJoe Johnsonではありませんでしたが、まあまあの選手だったので満足。両方ともいいトレード要員になってくれるでしょう。両方ともトレード可能です。(2002/7/26現在)
7月6日(土) 01-02シーズン総括
UD Inspirationsでカードの01-02シーズンは終了のようです。今シーズンを振り返ります。
●ジャージ乱発とオートの希少化
ジャージ等の実使用カードは前シーズンよりさらに乱発されるようになりました。もはや「箱1で実使用」は普通の状況です。かつては「実使用=特別なカード」というイメージでしたが、もはや普通のインサートと言ってもいいでしょう。箱1で出るってことはかつての箱1インサート(97-98 TOPPSでいえばRock Stars)と一緒ですから。実使用の地位低下とプライス低下に伴い、トレード戦略も変える必要があるようです。(自分も見なおす予定)
それに対してオートは希少化が進んでいます。かつてのように気軽にオートが出るブランドは少なくなりました。96-97から続いたSkyBox(Fleer)オートはなくなりましたし、SP Authenで言えば箱1でSign of the Timesは出なくなっています。実使用の乱発でコストがかかるので、オートにまわす予算がないのが現状でしょう。
オートに関してはTOPPS社のブランドは健闘しており評価できます。Shawn MarionがTOPPS社と専属契約を結んだこともあり、TOPPS社を見直したシーズンでした。特にTopps Pristineのオートが綺麗でした。原色を多用した柄にリフラクター加工がしてあり最高です。(絶賛募集中)
●自分の引きについて
私の引きが悪いのは昔からですが、かつては1シーズンに1,2枚は$100オーバーのカードを引いていました。ところが今シーズンは結局$100以上のカードは引けませんでした。
過去の自力引き高額カード(プライスは当時の推定) 97-98 97-98 SkyBox Autographics #77 Alonzo Mourning $100 98-99 98-99 E-X Cenruty Credentials Future #36 Hakeem Olajuwon(27/55) $125
98-99 E-X Century Essential Credentials Now #27 Tim Hardaway (21/27) $125
98-99 Stadium Club Co-Signers Damon Stoudamire / Kobe Bryant $20099-00 99-00 SkyBox Genuine Coverage #2 Patrick Ewing (052/450) $150
99-00 SkyBox Autographics NNO Shaquille O'Neal $250
99-00 SP Authentic Rookie F/X #96 Wally Szczerbiak (0318/1500) $10000-01 00-01 UD Pros & Prospect Signature Jersey Level 1 Anfernee Hardaway $150 01-02 01-02 Stadium Club Parallel 134(Michael Jordan) $60
01-02 Stadium Club Stroke of Genius #AI(Allen Iverson) $50
01-02 Topps Pristine RC Uncommon Refractor 76(Pau Gasol 142/750) $75
$100以上を引けなかった理由は、自分の引きが弱いのはもちろんですが全体のプライス低下が挙げられます。例えば今シーズンのブランドで$100超のカードっていうと、KOBE/GARNETT/VINCEのオートや希少ナンバリングまでいかないとなかなか存在しません。つまり、$100以上のカードはほとんど存在しない(ほとんど引けない)のです。高額カードを引くために買っている訳ではありませんが、高いカードを引くと嬉しいのは事実であり、ちょっと寂しい現状です。
嬉しかった引きとしては、UD2でMarburyのジャージを自力で引いたのと、PristineでPeja Stojakovicのオートを引いたのがシーズンHighです。
●インサートについて
インサートについては個人的にはStadium ClubのDunkus Colossusがいい出来だったと思っています。あと僕は持ってませんが、Fleer FocusのMaterialisticは布地?に印刷がしてあり、加工に手間がかかっているすばらしいインサートです。
●トレードについて
RCのトレードに力を入れた1年でした。90年代にデビューした選手のRCを1枚ずつ集める「90's RCs」という企画をスタートしています。「90-91〜92-93」についてはまだ持ってない選手が存在するので是非トレードお願いします。入手したカードは画像をアップするつもりなのですが、滞っていてすいません。>トレードしてくださった方
SUNS選手のRCはもちろん集めていて、00-01のカードは残り3枚(I.TsakalidisのFleer Triple Crown、J.VoskuhlのTopps Heritage、P.McPhersonのSP Game Floor)にこぎつけました。
01-02はAlton Fordをのんびり集めていたのですが、3月にJoe Johnsonがサンズに加入して俄然ヒートアップ。なにせJO.JOは高額カードが多いもので気合を入れないと集められないもんで。プライス高で入手をあきらめたカードも多数あります。JO.JOのSUNS加入はカード集めのテンションがちょうど落ちていた時期に活気を与えてくれた事件でした。
●02-03シーズンへの展望
Sunsは先日のドラフトで最強高校生のAmare Stoudemireを獲得しました。もちろん彼のRCも集めます。ただ、プライスは高くなりそうなのが悩みどころ。彼のRC集めが来シーズンの中心になりそうです。
3月12日(火) 有効な引き
ベケットを買いにショップへ。実は今月はカード予算を既に使い果たしていた。しかも前回はSPxとEXを10パックずつ買ったのに、SPxでRC/Winning Materialが出ず、EXでクレデン出ず、と期待(淡い妄想)を裏切る結果であった。
そんな訳で、今日は金縮のためにでUD2のパック買いで我慢することにした。最初の3パックでEddie Griffinの100枚パラレルが出て幸先いい出足。そして、次の3パックからは、Marburyのジャージが出たのである。収集選手のジャージ自引きは久しぶりでむちゃくちゃ嬉しい。
こういうパック運がいい日は珍しいので、この波は逃したくない。さらにUD2を3パックずつ2度買うが何も出ないため、UD2の波は去ったと判断。そこでブランドをFleer Focusに切替えて3パック購入した。そしたら再び波に乗れたようで、またもやGriffin(1850枚RC)が登場。さらにおまけで50枚パラレルのDerrick Coleman(02/50)まで出た。次の3パックで何も出なかったところで引き際を感じ、今日は打ち止めとした。
久々に引きが良く、パック買いの醍醐味を味わえた1日だった。収穫の中で一番嬉しかったのはMarburyのジャージ。サンズのジャージを自引きしたのは好運であったが、よくよく考えるとMarion(99-00 Topps Gallery),Penny(00-01 UD Pros & Prospect)をそれぞれジャージ自引きした経験がある。地道に買っていればシーズンに1回ぐらいは引けるのだと感じた。ちなみに2枚も引いた Griffinは知人が集めている選手(既に提供済み)。つくづく有効な引きの一日であった。
3月4日(月) Joe Johnson加入、さあ大変
サンズとセルティックスとの間でトレードがありました。ロドニー・ロジャースとトニー・デルクがセルティックスに、ジョー・ジョンソン、ミルト・パラシオ、ランディ・ブラウンと2002年ドラフト1巡目指名権がサンズに移ったのです。出た2人は愛着のある選手だったので寂しいかぎりですが、決まったトレードにとやかく言っても仕方ありません。
その新加入のジョー・ジョンソンですが、去年のドラフト10位指名で、セルティックスでもスターターで出場していた有望な選手です。サンズに来てからも早速活躍してくれ、2試合目からは負傷のペニーの代役でスターターも勤めています。シカゴ戦では23点/11リバウンド/6アシストと爆発!。低迷しているチームに活を入れてくれる存在になりそうで楽しみです。
私はRC(Rookie Card)が好きで、サンズに来た選手のRCを集めるのを楽しみとしています。当然ジョンソンのRCも集めるのですが問題があります。その問題とは「高すぎる、少なすぎる」こと。ここ数年のRC希少化の進行は目を覆うばかりです。でも、サカリディス(00-01)やフォード(01-02)は下位指名で人気がなく「対象ブランド少ない、プライスも安い」という状況だったのでなんとか集めることができていました。でもジョンソンはそうはいきません。どのブランドにも必ず存在しますし、RCの限定枚数が2種あるようなブランドでは少ない枚数のほうに属しているのです。
RC集めに苦労するという点ではマリオン(99-00)以来ですが、マリオンの頃よりもRC事情は格段に悪化しています。
99-00 マリオン | 01-02 ジョンソン | |
ドラフト指名 | 9位指名 | 10位指名 |
RC最小シリアル | 1500枚 | 250枚(現時点) |
RCの合計額 | 全37種:合計約350ドル | 13種:合計490ドル |
※対象枚数とプライスは先月のベケットでプライス表示があったもの
比べてみれば一目瞭然です。いかにひどい状況かがよく分かります。マリオンを集めていた当時も「異常だ」と思っていたので、今の状況は「爆異常」といったとこでしょうか。
100ドル以上のRCが平気で何枚も存在するのは、私のカード予算では対応しきれません。また、250枚級となるとめぐり合う確立も限定されてしまいます。つまり、私がジョンソンのRCを全てコンプリするのは事実上不可能なのです。悲しいことですが、フルコンプは断念するしかありません。
でも全く集めないのはつまらないので、自分の中で「どこまで集めるか」の目標を設定してチャレンジすることにしました。とりあえずの目標は「1001枚以上のRC」のコンプリ。「1000枚以下」は入手出来たらラッキーというスタンスで臨みます。この目標でも結構大変ですが、いかに自分の予算内で目標を達成するかを楽しみます。
目標が困難なほど、情熱がわくのは事実。先日「00-01 TSC サンズ Jersey」のコンプリを達成してから、「どうしても欲しい」というカードが少なくカード熱が低迷していました。でもジョンソンの登場で、久しぶりにテンションがあがってきました。楽しくなってきましたよ。近日中にトレードの募集を開始します。ご協力よろしくお願いします。
12月25日(月) Fleer Premium開封(ついでにSkyBox Premiumの歴史)
FLEER PREMIUMを購入しました。ついでにこのブランドの歴史から触れましょう。
●ブランドの発祥
もともとはSKYBOX PREMIUM(最初はSKYBOX)として90-91シーズンから存在する歴史のあるブランドです。(「FLEER/SKYBOX社→FLEER社」への社名変更の流れでブランド名も変更)。当時はブランド毎の枚数が非常に多い時期で、91-92だとSERIES1とSERIES12の合計でレギュラーが659枚も存在します。逆にインサートはほとんどなく、当時の収集スタンスが「レギュラーをコンプリする」だったことがよく分かります。
●96-97で大ブレイク
95-96以前はよく知りませんが、96-97にSKYBOX
PREMIUMは大ブレイクします。この年から始まったSKYBOX
AUTOが人気の理由の1つですが、他の理由としてデザインが美しいことが挙げられます。写真の背景を淡くぼかしてパステルカラーにしたデザインはいまでも秀逸で、私の一番好きなレギュラーです。(シリーズ1のレギュラーを安く譲ってくださる方がいらしたら連絡ください)
箱1のパラレルである「STAR RUBY」も人気でした。箱1といっても1:24ではなくて、BOXの底に1枚入っているものです。ただ、「STAR
RUBYが入っていないBOX」がかなりあったらしく、当時は嘆いている人を見かけたものです。レギュラーとの違いは「選手名とブランド名の表示が赤色であること」だけですが、。この赤色が「魔性の輝き」を持ってて、いいパラレルだと思います。トレードで入手したKJを持ってて、入手した時には嬉しかった。
●STAR RUBYの進化(退化?)
97-98以降にSTAR RUBYはさらに進化をとげます。シリアル化が進んで希少になった事を「進化」というかは微妙で、「退化」という声もあるかと思いますが、人気は出たのでとりあえず「進化」としておきます。
まず97-98でRUBYは50枚シリアルとなりました。カード表面もレギュラーとは違う加工になっており、レギュラーとの差別化を図っています。どんな加工かは言葉ではうまくいえないんで持ってる人に見せてもらってください(僕は持ってません)。97-98
METALのPrecious Metal Gemsと並んでシリアルブームの先陣を切ったカードです。
翌シーズンの98-99のRUBYは、ベテラン選手(2年目以降の選手)は50枚限定のままだったのですが、ルーキーについてはなんと25枚限定になりました。カードの加工も美しくとてもいいパラレルです。このルーキーRUBYが含まれていた98-99
Series2はオートが1:24(当時としては破格オッズ)だったり、人気RC(カーター、白チョコ等)が1:4で含まれていたこともあり大変人気でした。まだこの頃は「RCも含めて全部コンプリ」を狙う人が多かったので、僕が引いたRCもすぐにトレードで嫁いでいったものです。ちなみに、このシーズンのルーキーRUBY(25枚限定)はPat
Garitty(当時サンズ)を持っているのがちょっとだけ自慢です。
99-00のRUBYはベテラン/ルーキーが45枚、ルーキーパラレルのSPが25枚でしたが、あまりカードの加工が綺麗でなかったので好きではありません(レギュラーのデザイン自体も良くなかった)。KEMPのRUBYを自力で引いた記憶があります(当然嫁ぎ済み)。この頃にはみんなシリアルには慣れてしまっており、プライスも下がってきたので98-99までほどの人気はありませんでした。
00-01(この年からFleer Premiumに改名)ではついにSTAR
RUBYはなくなりました。偽シリアル騒ぎや、実使用系カードに作成コストを移した結果でしょう。
●で、01-02の出来は?
さて、本題の開封した01-02に話題を戻します。まず、通販で届いた箱の大きさを見て驚きました。予想してたのより箱が小さいんです。97-98の頃の箱の大きさと比べると半分以下でした。値段も1万円弱しましたし、昔とちがって高級版の位置付けなのかもしれません。
レギュラーの出来はなかなかだと思います。つや消しの表面のいいデザインです。ただ、全体が黒枠で囲まれており、日本人的には遺影をイメージしてしまうのがちょっと難点。ベテラン選手が150枚もあるのでサンズでもTony
Delkなんかまで網羅してあるのがいいです。
開封結果は以下のとおりです。(20pack/box)
RC | #1500 | 2枚 | 167(DeSagana Diop 0254/1500) 182(Jason Collins 0217/1500) |
Star Ruby | #100 | 2枚 | 84(Larry Hughes 093/100) 128(Eddie Jones 042/100) |
Rookie Revolution | 1:10 | 2枚 | 6(Michael Bradley), 5(Joe Johnson) |
Vertical Heights | 1:10 | 2枚 | 13(K.Malone), 22(S.O'Neal) |
Solid Performers | 1:20 | 1枚 | 1(Tracy McGrady) |
Commanding Respect | 1:20 | 1枚 | 12(Darius Miles) |
Premium Heights Shoe | #100 | 0枚 | |
Premium Performers Jersey | 1:24 | 1枚 | Ray Allen |
Premium Revolution Auto | ? | 0枚 |
箱1の実使用はRAY ALLENのジャージだったので、確実に嫁ぎ先が見つかりそうです。期待のSTAR
RUBYはレギュラーの黒枠の部分が赤枠になっていて、選手名の活字も赤字になっています。加工的には凝ってないので、生産コストは安いものですが、なかなか品のいいデザインで往年(96-97)の「魔性の赤」をイメージさせて良いです。レギュラーとの区別も人目で分かるので、いまだに他ブランドで存在する「レギュラーと見過ごしてしまうパラレル」にはなっていことが評価できます。サンズのコモン選手のRUBYをトレードで募集するか検討中です。(お持ちの方ご相談ください)
オート好きとしては、オートが引けなかったのが残念な1箱です。まあ、僕の引きではこんなもんでしょう。
あと、FLEER社に注文としては「FLEER PRATINUM」とブランド名が紛らわしいので、なんとかして欲しいものです。
11月13日(火) 幸せは中程度がちょうどいい
久々にBOX購入しました。01-02シーズン物のBOXとしては初めてです。買ったのはTOPPS社のSTADIUM CLUB。今シーズンからマリオンのオートはTOPPS社の製品にしか入らないため、TOPPS series1に続くTOPPS社の製品を待っていたのです。
ブランドの寸評ですが、なかなか楽しいブランドでした。(で、結果です)
Rookie | 1:4 | 6枚 | 107(Eddir Griffin), 108(DsSagana Diop), 109(Rodney
White), 110(Joe Johnson), 111(Kedrick Brown), 112(Vladimir Radmanovic), |
Parallel | 1:4 | 6枚 | 52(S.A.Rahim), 60(S.Francis), 64(L.Ellis),
86(J.Stockton), 89(Desmond Mason), 134(Michael Jordan) |
Rookie Parallel | 1:12 | 2枚 | 110(Joe Johnson), 117(Michael Bradley) |
Dunkus Colossus | 1:4 | 6枚 | 3(T.McGrady), 4(S.Marion), 8(C.Webber), 10(R.Wallace), 11(T.Duncan), 15(S.O'Neal) |
Maximus Rejectus | 1:8 | 3枚 | 1(C.Webber), 7(D.Mutombo), 9(A.Mourning) |
NBA Call Signs | 1:24 | 1枚 | 3(A.Iverson) |
実使用系 | 1:20 | 1枚 | Stroke of Genius #AI(Allen Iverson) |
オート | 1:58 | 0枚 |
まずレギュラーカードは、写真をメインとしたシンプルなデザインで好感が持てます。写真も移籍選手が新チームのユニホームで写っているのを使用しており、プレシーズンからの短い期間でよく作成できたと関心しました。
1:4のオッズのカードが、「RC、レギュラーのパラレル、低オッズインサート(Dunkus Colossus)」と3種もあり、他にも1:8や1:12のカードがあるのでどのパックからも必ず何か出ました。「パックがレギュラーのみ」という悲哀を味合わずに済みます。
RCは#107(7位指名)〜#112(12位指名)と連番で出ました。どうせ出るなら#101(1位指名)から連番で出て欲しいところですが、最悪の場合だと#128(28位指名)から連番の場合もあるわけで、このぐらいでちょうどいいのでは。
パラレルのレギュラーとの違いは2つあります。1つは「STADIUM CLUB」の文字が金箔っぽい加工になっていることで、もう1つに特徴があります。なんと、このパラレルは無意味に厚いんです。ちょうどジャージカードぐらいの厚さになっていて、横から見るとジャージと見分けがつきません。サーチ防止のための対処ですが、なかなか面白いアイデアだと思いました。引けた選手も、ジョーダン、フランシス、ストックトンと「使える選手」で当たりです。
あと、最近のブランドには珍しくインサートの出来が良かったです。メタリックっぽい加工の表面になっていて味わいがあります。「メタリック」といっても昔のブランドであるMetelとはまた違った感じでうまく言えないのが残念。Dunkus Colossusは全15種のコンプリを狙うことにしました。(もうしばらくパック買いするつもりなので、落ち着いたらトレード募集します)
問題の実使用/オートについては、「オート出ないが、実使用はアイバーソン」という結果であり、こちらも「大当たりではないが失敗なし」でした。アイバの実使用はオールスターのウォーム・アップです。
開封結果の総評としては「幸せは中程度がちょうどいい」といったところでしょうか。
追伸
オートのチェックリストを見ていたら、マリオンがあるのは当然として、サカリディス(I.Tsakalidis)が入っていてびっくり。ドラフト指名順位も低い地味な選手なのに驚きです。TOPPS社は00-01
Topps Heritageにもサカリディスのジャージを入れていたので、サカリディスは「Team
Topps 準会員」なのかもしれません(大げさですが)。両選手のオートを熱烈トレード募集中します。
10月31日(水) ボスコー
マーブリーのトレードで一緒にサンズに来たSoumaila Samake(スーマイラ・サマキ)については密かに期待していた。昨シーズンの数字は全然だけど、いかにもバネがありそうだし、「マリ共和国出身」という響きに潜在能力を感じて、「NBAに慣れれば大化けするのでは」と思っていたのである。 そんなサマキがシーズン開幕直前にトレードで出ていってしまった(その上、トレード先のシカゴで解雇)。
替わりにトレードで来たのは2年目(去年のドラフト2巡目-33番指名)のJake Voskuhl(ジェイク・ボスコー)。まず、名前をなんて読んでいいのか分からなかったし、サカリディスの愛称が"Jake"だから紛らわしい。もちろんプレイも見たことない。NBA.COMで調べても去年の数字は全然だめだし、「ちょっと太った白人のセンター」という外見からは、ロングリーを連想してしまいさらに期待減少であった。
「昨シーズンのRC(Rookie Card)はあるのか?」と思いebayを調べたら、なんと「SPx Rookie Jersey Auto」が存在するのが発覚!。「なんと身分不相応だろうか!!」とその時は思っていた。(RCの種類が少ないようで「00-01 Rookie Semi Stars」の扱いになってます)
と・こ・ろ・が、今日になって公式戦開幕試合デンバー戦のBox scoreを見てびっくり。ボスコーが活躍してるではありませんか。相手がデンバーとはいえ、16分の出場で7リバウンド、8得点(FG 3/3)は立派な数字。笑っちゃうことにリバウンドも得点も彼のキャリアハイ更新です。いい意味で期待を裏切ってくれて、ボスコー君には大変失礼なことをしました。1999年にコネチカット大でNCAA Championshipを獲得したのは伊達じゃないようです。
しばらく様子を見て、解雇にならなそうだったらRCを集めるつもり(サンチャゴとRoasterを争うことになるでしょう)。もちろんその時には「SPx Rookie Jersey Auto」も募集します!!
10月21日(日) 楽しい話題ではありませんが、
アメリカのテロや,その後の炭疽菌で物騒な世の中になってきました。問題の深刻さに比べればカードなんてどうでもいい次元の話ですが、私が今回の問題について考えていることを書きます。
アメリカからの郵便は避ける
炭疽菌の問題でアメリカの郵便事情は危険です。アメリカからの郵便ができるだけ届かないようにしています。具体的には海外からのオークション/通販/トレードは避けるべきでしょう。また、交換期限が許すならばレデンプションカードの送付も事態が落ち着くまで待ちます。
同様の理由でエアメールオートも避けてます。多分選手は怖がってファンレターなんて開けずに破棄する可能性が高いでしょう。また炭疽菌の手紙は「英語を母国語としない人が書いたと思われるつたない文字」で書かれているそうなので、日本人が書く文字がちょうど該当してしまい、さらに怖がられます。
国内でのトレードでも配慮
アメリカほどではないにしろ、日本国内でも郵便物に関してナーバスになっています。トレードで梱包された封筒は不自然に分厚いので、知らない人から見ると「危険物では?」と思われる可能性があり、トレード相手のご家族を不安にさせないための配慮が必要です。具体的にはしばらくの間、封筒に「カード在中」と書くようにしました。(「書かないよりまし」のレベルですが)
大げさと思われるかもしれませんが、先日分厚い封筒(カードではない)を受け取ったときに、実際に不安だった経験があるので気を付けています。