カードのコツ

カードを集める上でのコツをまとめてみました。みなさんのコツも紹介していきますので、是非教えてください。


寄贈コンテンツ(ネットでプライスを調べる/UD社厚紙の説明)(2004/4/4)

 過去に相互リンクしていただいていた方のHPのコンテンツです。
その方のHPは閉鎖されましたが、非常に有益なコンテンツですので、ご本人にお願いして当HPに寄贈していただきました。


チーム愛(RC偏重のブランド構成への対応について)(2004/2/15)

 ここ数年、ナンバリングや実使用を用いた希少ルーキーカード(以下「RC」)が中心のブランドが増えています。これはアメリカ人が「大のRC好き」であることが原因ですが、日本人はアメリカ人ほどRCに思い入れがないのが現状です。この「RC偏重」の状況を嘆く方もいらっしゃいますが、私はこの状況を楽しんでカード収集を続けています。理由はサンズの新人のRCを入手するのが楽しいからです。

 前にも書きましたがカード収集を楽しむコツとして「入手して嬉しいカードがどれだけあるか」があげられます。私はサンズRCを入手すると心底嬉しいので、現在もカード収集のテンションは落ちていません。このRC偏重の状況に対応するためには「入手して嬉しいRCがどれだけあるか」がポイントになります。 「入手して嬉しいRC」を増やすためには、集めたい選手が存在する必要があります。ドラフトでは2順目まで含めて58人のルーキーがいます。その中から集めたい選手を探して、その選手のRCを集めてみてはいかがでしょうか?

 じゃあ「どうやって集めたい選手を探すのか?」が問題となります。雑誌やネットでルーキーの情報は入手できますが、文字だけではいまいち実感がわきません。例えば「荒削りだが非常に運動能力が高い万能選手」とか書いてあっても、「きっといい選手だろう」とは思えても、「この選手を集めたい!」とまではなかなか思えません。実際のプレイを映像で見るのが一番ですが、カレッジの中継を見れる人は限られますし、不人気チームだとBSでのNBA中継も限られてしまいます。こう考えると集めたい選手を探すのは難しいものです。

 私の場合は集めたい選手を探すのは簡単です。サンズに入団が決まったルーキーは自動的に「集めたい選手」になるからです。私はサンズというチームに深い愛着があるので、サンズに来た選手はみんな愛しているのです。

 例えば01-02でサンズに入団したAlton Fordを客観的に見たとします。カレッジでも目だった存在ではありませんでしたし、ドラフトも2順目51番指名です。NBA入りしてからもプレイタイムは少ないし数字も残していません。ずんぐりした体系のおじさん顔なので、ルックス重視の方も興味はないでしょう。仮に彼がサンズ以外のチームだったら、彼のカードを集めないのは当然として、彼の存在さえ知らなかったと思います。 でも、そんな彼のカードを私は熱心に探しましたし、入手できた時には非常に嬉しかったものです。サンズを愛しているからこそ、Fordのような選手のカードでも欲しくなり、「入手して嬉しいカード」が増えてカード収集を楽しめているのです。

 長くなりましたが、何を言いたいのかというと「特定のチームに深く思い入れがあると、カード収集の幅も広がる」ということです。好きなチームを作って応援しましょう。それがNBAを楽しむだけでなく、カード収集の楽しみも広げます。RC偏重の状況を嘆かれている方の参考になれば幸いです。


レデンプションFAQ(2003/4/1)

レデンプションに関する質問をFAQ形式でまとめました。

Q1.
レデンプションって、ちゃんと帰ってくるの?
A.わかりません

まず、「レデンプションは必ず帰ってくるとは限らない」ということを認識しましょう。僕の少ない経験では100%帰還しています。ただし、帰ってこなかった話も聞いたことがあります。「運良く帰ってきたらラッキー」というぐらいの気持ちでいるのがいいと思います。

Q2.
自力で送るべきか、代行で頼むべきか?
A.ご自分で判断してください。

代行で頼んでも100%帰ってくるとは限りませんので、有料の代行なら自力で出すことをお勧めします。ただ、カードに記載の応募要領(もちろん英語)を読解する意欲がなければ、代行で頼んだほうがいいでしょう。

Q3.
裏面の応募要領の英語が分からない
A.辞書と格闘してください。

Q2でも書きましたが、自力(=無料)で送るためにはそれなりの努力が必要です。がんばって解読してください。必要な情報は「送付先/締め切り」ぐらいですから難しくはありません。途中で出てくる長い文章は「××による損害があっても、当社はいかなる責任も負いません・・・・」というような文章であることが多いです。

ちなみに以前は「アメリカとカナダ以外はだめよ」というレデンプションも存在しました。この記述がないかどうかは念入りに確認されることをお勧めします。

Q4.
何を送ればいいのか?
A.これも英語の説明に書いてあるはずです

基本的にはカード(裏面に名前や住所を記入)だけ送るパターンが多いと思われます。ちなみに僕は字がきたないので、ワープロで印刷した住所と名前も勝手に同封しています。

Q5.
どこで代行してくれるのか?
A.購入したショップに聞いてみるのがいいでしょう。
 (NGなら他のショップに)

ちょっと辛口の書き方をしましたが、これが現実です。


私流のカード収集を長く続けるコツは「細く長く」(2001/1/27)

私がカード収集を始めてかれこれ4年になり、多くのコレクターの方と接してきました。私はまだカード収集に夢中ですが、残念ながらカード収集から離れていった方も大勢います。もちろん事情があってカードをやめた方もいると思いますが、カードへの情熱がなくなってカードから離れる人が多いようです。せっかくカードを始めたのですから、できるだけ長く続けて欲しいものです。そこで、私流の「カード収集を長く続けるコツ」を披露します。ご参考になれば幸いです。

「カード収集を長く続ける」ということは、「パックを開ける楽しさ」と「希望カードを入手した時の楽しさ」を持続することだと思います。どうしたら2つの楽しさを持続することができるのでしょうか?

●「パックを開ける楽しさ」を持続するには

私はカード購入予算をあまり多くしすぎないことをお勧めします。大量のBOXをどんどん開け過ぎると、パックを開けることに新鮮味がなくなります。また、大量に開けるので、高オッズのカードを頻繁に引くことになり、高オッズのカードを引いた時の感動がなくなります。
例を挙げて説明しましょう。例えば「4箱に1枚しか出ないカード」があったとします。1度に4箱購入すればこのカードが引けるのはあたり前です。つまり4箱買ってこのカードが出ても、嬉しいかもしれませんが「ラッキー!」という満足感はありません。4箱に1枚のカードを、1箱あるいは数パックで引くから、宝くじにあたったような満足感が生まれるのです。もちろん1箱では引けないことのほうが多いでしょう。でも引けない時が多いからこそ、引けた時の満足感は倍増します。

●「希望カードを入手した時の楽しさ」を持続するには(その1)

まず、「欲しいカード=入手した時に嬉しいカード」を増やすことです。あまり収集の範囲を限定してしまうと、「欲しいカードを入手するチャンス」が少なくなってしまうからです。私はサンズの選手のRCを募集していますが、欲しいカードですから、たとえ10セントのカードでも入手できるとむちゃくちゃ嬉しいものです。
逆に「入手しても嬉しくないカード」は募集しないことをお勧めします。私の場合、収集選手のレギュラーは全て募集しますが、インサートはデザインが気に入ったものしか募集していません。たとえ収集選手でも、気に入らないデザインのカードをトレードで入手してもそれほど嬉しくないからです。コンプリにあまりこだわって、義務感で欲しくないカードを集めると楽しくなくなります。

●「希望カードを入手した時の楽しさ」を持続するには(その2)

シングル買いやオークションをやりすぎるのはお勧めしません。私の実感ですが、シングル買いやオークションで入手したカードは、自力引きやトレードで入手した時より嬉しさが低いのです。なぜなら、シングル買いやオークションは、自力引きやトレードに比べて偶然の要素が低く、あまりに楽に入手できてしまうからです。せっかくの希望カードですから、楽に入手せず、トレード狙いで楽しみましょう。なかなか手に入らないからこそ、入手したときに嬉しいのです。(願いがかなった時の嬉しさは「願っている期間」に比例する)
私もシングル買いやオークションを利用しますし、「入手できないカード」を入手するのには、シングル買いやオークションは有効です。シングル買いやオークションは臨機応変にうまく利用したいものです。希望カードをシングル買いやオークションで短期間に買い漁り、燃え尽きてカードから離れる人がよく見られます。

●私の結論

いろいろ書きましたが、まとめると「細く長く」がカードを長く続けるコツだと思っています。短期間にお金をかけてガンガン集めると楽しさがすぐなくなってしまい「太く短く」になるからです。

HTML形式のメールについて(99/8/28)

HTML形式のメールは、文字の大きさや色を変えられるので便利ですが、その反面、メールの容量が大きくなってしまう(通信に時間がかかってしまう)というデメリットがあります。通信に時間がかかれば、送信や受信のための通信コストがかさむことになります。

Outlook Express等のメールソフトでは初期設定値がHTML形式になっていることがあり、知らず知らずにHTML形式のメールを送信されている方も多いようです。一度メールソフトの設定の確認をなさってはいかがでしょうか?

Outlook Expressでの設定の変更方法は以下のとおりです。(バージョンによって違う場合有り)
  [ツール]→[オプション]→[送信]→「メール送信の形式」で「テキスト形式」を選択

カードに関する話題ではないのですが、トレードにはメールがつきものなので取り上げました。ちなみに私へのメールはHTML形式でもいっこうに構いませんので、気にせずにどんどんメールください。


ベケット(BECKETT)の見方(98/11/19)

今回はベケットの見方に関する話題です。ベケットの記述を例で挙げて、1行毎に解説します。

例)1997-98 Z-Force

COMPLETE SET(210) 12.50 25.00
 →コンプリートセット(210枚)のプライスは、LOWプライス:$12.5、HIプライス:$25

COMPLETE SERIES 1(110) 5.00 10.00
 →シリーズ1のコンプリセット(110枚)のプライスは…

COMPLETE SERIES 2(100) 7.50 15.00
 →シリーズ2のコンプリセット(100枚)のプライスは…

COMMON CARD(1-210) .02 .10
 →No.1〜No.210のコモンカードのプライスは…

SEMISTARS .05 .15
 →SEMISTARSのプライスは…

UNLISTED STARS .08 .25
 →UNLISTED STARSのプライスは…

COMP RAVE SET(208) 1700.00 3400.00
 →RAVEのコンプリセット(208枚)のプライスは…

COMP RAVE SERIES 1(1-108) 1000.00 2000.00
 →シリーズ1のRAVEのコンプリセット(No.1〜No.108)のプライスは…

COMP RAVE SERIES 2(111-210) 700.00 1400.00
 →シリーズ2のRAVEのコンプリセット(No.111〜No.210)のプライスは…

COMMON RAVE 2.50 6.00
 →コモン選手のRAVEのプライスは…

RAVE STARS: 30X TO 60X HI COLUMN
 →RAVEのSTARSのプライスは、レギュラーのHIプライスの30倍〜60倍です。

RAVE RCs 15X TO 30X HI
 →RAVEのルーキーカードのプライスは、レギュラーのHIプライスの15倍〜30倍です。

RAVE:RANDOM INS.IN SER.1/2 HOB PACKS
 →RAVEはシリーズ1/2のホビーパックにインサートされています。

RAVE:STATED PRINT RUN 399 SERIAL #'d SETS
 →RAVEは399枚限定で、シリアルナンバーがふられています。


SEMISTARSとUNLISTED STARS (98/11/19)

ベケットにおける、STARS/UNLISTED STARS/SEMISTARS/COMMONの違いを解説します。

(1)STARS

ルーキーイヤーより後(2年目以降)のブランドで、レギュラーカードの欄に個人名とプライスが記述されている選手のことです。RC(ルーキーカード)やインサートだけでしか名前が記載されていない選手は、STARSとして扱いません。

(2)UNLISTED STARS

UNLISTED STARSは最近できた概念で、やや複雑です。モノクロページの5ページ目ぐらい(98年11月号でいうと25ページ)に、UNLISTED STARSの一覧が載っています。STARSの中でも、プライスが低い選手が並んでいます。

例えばUNLISTED STARSであるReggie Millerで、98年11月号を見てみましょう。まず98-99 FLEERを見ると、「#31 Reggie Miller .08 .25」と記載されいます。しかし、97-98 FLEERを見ても、Reggie Millerの名前は見あたりません。つまり、古いブランドだと、UNLISTED STARSの名前は記載していないのです。97-98 FLEERの場合は、「UNLISTED STARS .08 .25」とありますので、97-98 FLEERのReggie Millerのプライスは「.08 .25」になる訳です。

要するに、ベケットのページ数削減のための苦肉の策なのです。古いブランドのUNLISTED STARSのカードNo.が知りたければ、古いベケットを捨てないでとっておく必要があります。

(3)SEMISTARS

SEMISTARSの一覧は、UNLISTED STARSと同じ場所にあります。「STARSよりプライスは安いが、COMMONより高い」という選手が並んでいます。以前はベケットにSEMISTARSの一覧がなかったため、個人個人の判断でSEMISTARSを決めていました。

(4)COMMON

STARS/UNLISTED STARS/SEMISTARS以外の選手のカードです。


カード用語

トレーディングカード用語(バスケットボールウィークリーのHPへのリンク)


郵送交換のパッキングの仕方

郵送交換で重要なのは、「折れないこと」と「濡れないこと」です。

「折れないこと」に関しては、カードをトップローダーや厚紙で挟んで補強するようにしましょう。封筒には「折曲厳禁」と書くようにします。

「濡れないこと」も重要です。配達時の天候によりカードが濡れることを防止するためです。スリーブに入れるだけでは心配なので、ビニール袋等で密閉します。サランラップで包むというやりかたもあります。

郵便代の面から考えると、薄くするのがコツです。封筒が厚くなると定形外になるので、高くなります。\80では足りない場合が多いです、「トップローダー2枚+カード数枚」だと\90です。料金が足りないと戻って来てしまうこともあるので、郵便局に持っていくのが確実。(料金は98/5/30現在)


カードの保管

カードが痛まない保管方法が大事です。カードショップで市販されているストレイジボックス(ダンボールでできた箱)が大きさがちょうどよく便利です。仙台銘菓で有名な「萩の月」の小箱は、トップローダーに入れたカードの保管にちょうどいいので愛用してます。あと、先日購入したスニーカーの箱は、しきり板をいれたところ、カードが3列にならべるのにちょうどよい大きさでした。


ダイカットのカードのスリーブへの入れ方

ダイカットされているカードは、スリーブになかなか入れにくいものです。無理に入れようとするとカードを傷つける恐れがあります。そんな時は薄いカード(HOOPやコレチョイ)2枚で挟んで、サンドイッチ状態にして入れるとうまく入ります。


カード観察の勧め

フルコン(フルコンプリート=すべてのカードを集める)狙いでない人は、気に入ったカードを中心にトレードすることになります。しかし、メールで交渉する時は提供してもらうカードは見えないので、届いたカードがあまり気に入ったものではなく、がっかりする場合もあります。ですから、ショップ等での「カード観察」はかかせません。店のウィンドーに並んでいるカードを眺めるのはもちろん、買う気はなくてもシングルの束を見せてもらって、「欲しいカード」と「興味がないカード」を把握しましょう。カードメーカーのホームページや、ベケットの広告でもカードの画像はありますが、カードの光具合が分からないので、やはり実物を見るのが一番です。たとえば、97-98 Topps Season's Best は広告で見たときはつまらないカードだと思っていましたが、実際に引いてみると鱗状に光っていいカードでした。97-98 Z-Force Total Impact なんかも同様です。


私流9ポケットの利用法

(1)ミニコンプリセット

レギュラーのコンプリセットは、9ポケットにすべてのカードを収めて保管したいものです。しかし、すべてのコンプリセットの全カードを9ポケットに収めていては、いくら9ポケットやバインダーがあっても足りません。そこで私は、コンプリセットのうち、好きなカードを9枚だけ選んで9ポケットに入れて、他のカードはストレイジボックスで保管しています。これならば、9ポケットが1枚だけで済みます。

同じ種類のカードが9ポケットに並んでいるのは、よい眺めです。ちなみにコンプリしてないブランドもこうやって並べると、コンプリした気分になれます。気に入ったサブセットや、インサートも9枚集めて並べています。

(2)3名の選手をブランド毎に並べる。

97-98シーズンは、ミネソタの3選手(ガーネット/マーブリー/ググリオッタ)のレギュラーカードを、ブランド毎に1選手1枚ずつ(3枚=9ポケット1列分)並べています。一列分のデザインが統一されているので、整然としていて見栄えがいいです。

(3)パラレルインサートを3枚並べる。

97-98 Ultra の「レギュラー/ゴールド/プラチナ」の3枚を並べています。おなじ写真のカードが3種類並んでいるのは、いい感じです。同じカードの「Finest/Refractor/Atomic Refractor」を並べるのもいいかもしれません。厳密に言うとパラレルではありませんが、96-97 Flair Showcase でヒルの「Style/Grace/Showcase」を並べているのもお気に入りです。


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